私は幼い頃からいろんな生き物を追いかけて過ごしてきました。
中学生の頃には飼っていたスナネズミの外耳炎を獣医さんに治してもらう際に、悩みに悩んでケージを抱えて病院に駆け込んだ記憶は今も鮮明に残っています。

動物たちを家族と認識されてきている昨今ですら、動物病院に行くということは私たち人間が病院にいくことに比べ、「壁」があるのではと感じています。
言葉が通じない動物たちだからこそ、彼らの行動から異変を察知する必要があります。

動物たちの小さな変化への気付きが病気の早期発見につながることもよくあります。
何か気になることがあったら「ちょっと、先生に聞いてみようかな。」ぐらいの軽い気持ちで僕らに声をかけてください。
その意識が病院への「壁」を小さくする一歩だと考えています。