一般診療

皮膚科

膿皮症

皮膚において細菌感染が生じてしまうことで発症する病態になります。さまざまな皮膚炎の合併症として生じる場合も多くその原因も多岐にわたります。
診断としては、皮膚の脱毛、発赤病変(表皮小環)や、患部における皮膚スタンプ検査や培養検査などにおいて細菌が確認されることにより判断いたします。
治療内容として、外用療法として殺菌作用のあるシャンプー療法や場合によっては抗生物質などの薬剤を使用するケースも存在します。ただ、膿皮症の背景にアレルギー性皮膚炎やマラセチア性皮膚炎、免疫疾患や薬剤使用による免疫力の低下などの他疾患が存在している場合もありますので、皮膚と合わせて全身の病態チェックを行い、判断することが大事になります。
原因疾患が別に存在する場合には、そちらの病態と合わせて治療する必要があります。

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